消防用設備解説④
こんにちは!前回の消防用設備解説③では1号消火栓(2人操作用)を説明しましたが、今回は2号消火栓、易操作1号消火栓、補助散水栓、広範囲2号消火栓といわれる
1人操作用の消火栓について説明していきます。
2号消火栓、易操作1号消火栓、補助散水栓、広範囲2号消火栓(いずれも1人操作用)の使い方
①ノズルを取り出す ②バルブを開ける
③ノズルを開けて放水する
①ノズルを取り出す
消火栓箱の中のノズルを取り出します。
②バルブを開ける
バルブを開けます。ノズルに開閉弁が付いている為バルブを開けても水は出ません。
事前にノズルが閉まっているかを確認することが大事です。
③ノズルを開けて放水する
①、②の手順の後ノズルを開ければ放水できます。しかしその前に放水対象までノズルを持ちながらホースを伸ばす作業が残っています。
放水場所まで移動した後にノズルを開けます。放水後は地面を掃くようにして消火することが大事です。
以上が1人操作用の消火栓です。
①~③の操作を1人で安全に行うことが出来ます。
上記の画像のように一人操作可能なシールで明示されていることもあります。
消火栓にも種類があり、該当設備が1人操作用なのか、2人操作用なのかしっかりと把握して実際の使用状況を想定しておくことが日常での危機管理に必要なのではないかと考えています。
是非日常での防災活動に役立てて頂けたら幸いです。