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不活性ガス消火設備(二酸化炭素消火設備) 解説

こんにちは!!

 

連日の投稿です。現場の仕事だけでなく、HP等も見やすく利用しやすいように改良していきます。

社員一同日々成長していきます!

 

二酸化炭素消火設備 作動原理と構成器具

 

前回の消防用設備解説⑦の続きです。

 

作動方法としては2つの方法があります。

 

手動式

 

自動式

 

シンプルですね。(笑)

 

手動式:防護区画(消火したい部屋)の出入口付近に操作箱が設けられており、扉を開けて起動スイッチのボタンを押せば起動します。

     遅延時間(部屋から退避する為に設けられた時間)経過後に消火剤(二酸化炭素)が放射されます。

 

自動式:制御盤に接続された感知器が作動すると遅延時間(部屋から退避する為に設けられた時間)経過後に消火剤(二酸化炭素)が放射されます。

 

作動の際の構成器具を列挙します。

 

貯蔵容器、集合管、選択弁、噴射ヘッド、起動装置、制御装置、起動用ガス容器、配管が主な構成器具です。

 

上記の①手動式で簡単に説明すると、

 

まず初めに操作箱を開けて起動ボタンを押します。起動ボタンを押して遅延時間(仮に30秒)が経過した後に起動用ガス容器に付いている

装置が作動し、起動用ガス容器の封を破り配管を通って貯蔵容器にガスが送られます。このガスは貯蔵容器のガスを放射起動するためのガスです。

該当の貯蔵容器の弁が開き集合管にガスが溜まります。選択弁によって防護区画(消火したい部屋)に的確にガスが送られます。

防護区画に送られたガスは噴射ヘッドから室内に放射され消火する仕組みです。

 

とても有効な設備なのですが、前回の最後にも書きましたが、麻酔性の危険度も認識しておかなければいけません。

 

 

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