消防用設備解説⑦
こんにちは!
夏真っただ中で日々、空調服がないとこの暑さに耐えられません(笑)
花火やお祭り、海と色々ワクワクする季節になりました。
更新が不定期かつ遅れて申し訳ありません。
久しぶりに消防設備の解説をしていきたいと思います!!!!
不活性ガス消火消火設備
不活性ガス消火設備とは防護区画(消火対象の部屋や空間)に消火剤(ガス)を放射し、酸素濃度を下げて消火する設備です。
消火剤の種類は4種類あります。二酸化炭素、窒素、IG-541、IG-55とありますが、代表的かつ一番多く該当する二酸化炭素に焦点を当てていきます。
使用される施設としてはタワーパーキング、美術館、博物館、精密機器、電気通信機器室(サーバー室)、電気室等に設置されています。
何故上記の施設で設置されているかはわかりますか??
仮にスプリンクラーで消火することを想像してみてください。タワーパーキングは車両の油火災で消えにくく、美術館、博物館は展示品や収蔵品が水や消火剤で水損します。
精密機器やサーバー、電気室は水損によるショート、人体への感電と危険が沢山です。
とても有効な消火設備なのですが、事故が多いことでも有名です。二酸化炭素は麻酔性があり、ある一定の濃度に達すると人命への危険が伴います。
次回は構成器具や作動原理を紹介していきます!!
沢山のお問い合わせやお仕事を頂き本当に有難うございます!!!
誠心誠意対応させて頂きますのでお仕事、お問合せお待ちしております!!!!
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