消防用設備解説⑥
こんにちは!!
GWが明けて元気??にお過ごししていますか?中々、仕事のペースを掴むのが難しいですが新星設備は元気に営業しております。
年明けから更新が滞ってしまい申し訳ありません!
沢山のお問い合わせを頂き、御見積や工事、点検等様々な依頼を頂き誠に感謝しております。
お問合せ途中で諸事情?で返信が途絶えている方も思い出して頂けたら再開して頂けると幸いです!!
部材の値段が乱高下している影響で過去の御見積内容と金額等が異なる状況が生じますのでご注意ください。
さて、久々の更新になりますが消防用設備の種類と特徴を大まかに紹介していきます。
泡消火設備
以前に紹介した屋内消火栓、スプリンクラー設備のような水による消火方法に適さない油類の
火災の消火を目的としたもので、泡が火面を被覆することに窒息効果と泡を構成する
水による冷却効果により消火する設備です。
細かい分類に固定式、移動式等がありますが割愛します。
スプリンクラー設備の水が放出される現象を泡が放出される現象に置き換えて考えて頂ければ
イメージしやすいかと思います。
油類といえば考えられるのは自動車や飛行機、それらの燃料貯蔵施設等です。
飲食店のフライヤー等の小規模な油には簡易自動消火装置という
他の設備が主に設置されているので該当しません。
身近に設置されている施設には商業施設の駐車場、病院の駐車場、パチンコ屋の駐車場
などがよく目にする機会が多いかと思います。
柱や壁面に手動起動装置というレバーが付いています。
火災を見つけた際にはカバーを外しレバーを動かすことで配管内が減圧しポンプが起動します。
ポンプが起動後、減圧によって該当区画の一斉開放弁という水溶液を堰き止めている弁が開放されて
上記のフォームヘッドから泡が放射されます。
火災によって火が天井面程に到達した時に火災感知用のスプリンクラーヘッドがはじけると配管内が
減圧しポンプが起動します。
ポンプ起動後は上記の通り該当の区画のフォームヘッドから泡が放射されます。
手動、自動で火災を消火することができる設備です。
たまに夕方のニュースで駅ビル付近の駐車場で駐車した車が上記の手動起動装置に車をぶつけてしまい、
泡消火設備が作動して道路にまで泡が溢れてしまい交通規制されているという事があります。
作動することによって多大な影響を及ぼすため、手動起動装置には細心の注意が必要です。
例えば、偶然カバーが外れていて歩いて服がレバーに引っ掛かっただけで泡消火設備が作動する
ことも考えられます。
該当区画の車への汚損賠償等の金銭的な損害も考えられますので絶対にいたずらで触ってはいけません。
youtubeに泡放射した際の試験動画がありますので調べてみると面白いかもしれません!
泡消火設備は2021年5月に法令改正で点検基準、点検要領が改正されました。
それに伴う一斉開放弁の交換工事、一斉開放弁の開放試験も弊社では実施出来ます。
御依頼お待ちしております。